#2 Prada
ミラノに本社を置く、イタリアを代表するファッションブランド。
洗練されたライン、上質かつ的確な素材選び、徹底したミニマリズムからスポーツ、ミックスまで最新鋭の技術を擁する。キャンバス地などの素材も使用するが、やはりナイロン素材が定番であり、人気である。
プラダ(メンズ、レディース)の他、ミュウミュウ(レディース)も展開している。
〈history〉
1913 創立者のマリオ・プラダとフラテッリ・プラダ兄弟が、
プラダ1号店としてFratelli Prada(プラダ兄弟)を開業。
☆世界から珍しい素材や質の良い皮を集めて作っていたため評判となり、イタリア王室の御用達に。
1958 マリオ・プラダ死去。ブランド低迷。
1978 マリオの孫娘であるミウッチャ・プラダがオーナー兼デザイナーに就任。
1985 靴の発売開始
1989 婦人服の発売開始
1994 紳士服の発売開始
1996 逆三角形のロゴプレートを付けた「ポコノ」製品各種発表、事業拡大。
2013 創業100周年
〈about Miuccia Prada〉
「日常を贅沢に飾る」をコンセプトとし、現代的で革新的な素材使いや
デザインの斬新さと、伝統や歴史等の過去との見事な調和で世界的ブームに。
1980年代彼女はヨーロッパで最も強力な30人の女性の1人と呼ばれていました。
マリオが旅行中に用いた工業用防水ナイロン素材「ポコノ」製のバッグが開発され
話題になり、次々と新しいバッグやリュックを発表。世界に事業拡大。
ナイロン生地は軽くてシルクのような触り心地で、防水生地なため、
女性の合理的思考に向き合った作品だと評判になり、
「彼女ほど女性の内面を表現できるデザイナーはいない」と評された。
1970年代後半ミウッチャは、夫の「プラダは新しい一歩を踏み出さなければならない」という一言により
これまでにない新しいものをつくろうとまだ見ぬ素材を追い求めました。
当たり前なところに変化球を加えるというミウッチャの斬新さがプラダの魅力の1つでもありそうした斬新差なアイディアは現代のプラダでも受け継がれています。
〈What's logo mean?〉
1919年、プラダは当時の貴族の御用達となる。
そこでプラダは、当時存在していたサヴォワという国の旗である十字の紋章と
結ばれたロープの印とロゴとして使用することを許可された。
イタリア王室を代表するロゴとして他のブランドと差をつけていたが、
時代の変化とともに君主のシンボル、紋章、ロープが消え「PRADA」のロゴだけが残された。
現在、プラダには三種類のロゴがある。
①シンプル
https://img.dinos.co.jp/kp/defaultMall/images/goods/RF2/0003/etc/R07241c1.jpg?Mode=main1s
②トライアングル
https://www.lovelovenavi.jp/img/goods/L/1ce4a616-9d9d-4e5f-8a7d-3edc62b7949b
☆トライアングルの意味は「反ステータス」「ノンストップ」
③カナパ
https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/asafezone_1bg355ooo2dlia5t
☆カナパはイタリア語で「麻」。トートバッグ等にメインで施されているが、
今はレザートートにも使用されている。
【reference】
プラダ - Wikipedia 2021/12/13 アクセス
革新し続けるイタリアブランドPRADA(プラダ)の魅力とは – Pants.jp 2021/12/13 アクセス